[[tibble]] の `print()` は [[Base R]] の `options(width)` で決まる幅を超えると、入りきらない列を `# ℹ N more variables` の形で省略する。すべての列を 1 段で表示したいときは `options(width = 10000)` のようにこの値を広げる。 ```r options(width = 10000) ``` > [!note] > このテクニックが活きるのは横スクロールが効く環境 ([[Quarto]] / R Markdown を HTML にレンダリングしたあとのブラウザ等) に限られるため、setup チャンクで一度設定しておく運用が相性よい。 > [!warning] > `print(width = Inf)` や `options(tibble.width = Inf)` を設定しても折り返しは解消しない。これらは「列を省略するな」という指示なので全列の表示は強制するが、`options(width)` を超えた列は次の段に折り返される。 `options(width)` はコンソール表示幅そのものなので、`print.data.frame()` / `summary.lm()` など tibble 以外の出力にも影響する。 ## 関連ノート - **[派生]** [[tibble の型表示と R のデータ型の対応関係を理解する]]: 同じ tibble の出力時に並ぶ、列ごとの型表示の読み方