Base R は、[[R]] 本体に同梱される `base` / `utils` / `stats` などの base packages と、そこに含まれる関数・構文・データ構造の総称である。[[tidyverse]] などの追加パッケージと区別して、R に最初から備わる標準ライブラリを指す呼び方として定着している。
R 本体は、1993 年に Ross Ihaka と Robert Gentleman が生み出し、1997 年発足の R Core Team が開発・保守を担う。互換性を慎重に保つ運用が特徴で、追加パッケージが入れ替わっても影響を受けにくく、研究や教育で再現性が問われる場面の標準として参照される。
## 関連ノート
- **[深掘り]** [[lubridate と Base R では日時のデフォルトタイムゾーンが異なる]]: Base R の `as.POSIXct()` がデフォルトでシステムロケールを使う挙動を、lubridate との対比で詳しく扱う
- **[深掘り]** [[Base R の var() で分散を計算する]]: Base R 組み込みの統計関数という要素の使い方を展開する
- **[派生]** [[R 言語では日本語カラム名をバッククオートでエスケープする]]: Base R の `?Quotes` で文書化された非構文的名前のエスケープ規則