[[Base R]] の `var()` は、ベクトルの不偏分散 (標本分散) を計算する関数である。
```r
data <- c(2, 4, 6, 8, 10)
```
## 不偏分散
`var()` はデフォルトで不偏分散を計算する。
```r
var(data)
```
```
[1] 10
```
不偏分散の計算式は以下の通りである。
$s^2 = \frac{\sum_{i=1}^{n}(x_i - \bar{x})^2}{n-1}$
ここで、$s^2$ は不偏分散、$x_i$ は各データ点、$\bar{x}$ は標本平均、$n$ は標本サイズである。
## 母分散
`var()` は不偏分散を計算するため、不偏分散に補数係数の $\frac{n-1}{n}$ を適用した値が母分散である。
```r
var_pop <- function(x) {
var(x) * (length(x) - 1) / length(x)
}
var_pop(data)
```
```
[1] 8
```
母分散の計算式は以下の通りである。
$\sigma^2 = \frac{\sum_{i=1}^{n}(x_i - \mu)^2}{n}$
$\sigma^2$ は母分散、$x_i$ は各データ点、$\mu$ は母平均、$n$ は母集団サイズである。
## 関連ノート
なし